はじめに
今回から、何回か、「入門講座」ということで、占い方をわかりやすく解説する、という趣向で解説を入れていきます。
・・・実はすでに、このブログはサイドバーと頭のヘッダーに、「基本編2>易経占い方ガイド!」を設置しました。
これを読んでいただけば、この歴史ある易経の占いのやり方はわかります。
私はできるだけわかりやすく書いたつもりですが、「むずかしい!」と思われる方はやはり多いようです。
そこで図を交えながら、少しこの占いを使う方法を、ご紹介します。
実は、最初の約束を理解すれば、易経の占いは、タロットカードよりも容易です。
「硬貨三枚を、6回放る」
これだけです。
が、硬貨を落とすにあたっては、いくつか規則があります。
それでは、順番に、見ていきましょう!
占う前に準備していただくもの
まず、ご容易してもらいたいものが、三つあります。
1) 五十円硬貨を三枚(日本以外なら純粋な金属で鋳造された硬貨三枚)
2) 塩
3) 洗ったきれいな布
これだけです。
その他、あえて言うならば、
4)紙とペン(筆記用具)
5)掃除した部屋と片付けたテーブル
そして、
6)一人で集中できる静かな状況
といったところですね。
・・・なぜ日本では50円硬貨なのでしょう?
理由1
日本の50円硬貨は真ん中に、穴があいてます。
この穴が、「太極」、すなわち陰と陽が分かれる以前の状態を表すとされています。
そこから、表が「陽」、裏が「陰」と世界が分かれます。
なので、易経占いで使う硬貨は、穴が開いた硬貨が使われます。
ただし、硬貨は円形をしていますので、それ自体が「太極」を表していると考えることもできます。
国によっては穴の空いた硬貨がない場合もあるでしょうから、その場合は穴が空いていない硬貨で易経占いを行ってもよいでしょう。
理由2
占いで使用するものは、純粋な金属がいいようです。
日本の硬貨では、50円硬貨は純粋なニッケルです。
日本の1円硬貨も純粋なアルミですが、アルミだと軽くて、しかも穴が開いていないですから、50円硬貨が最適なのです。
じゃあ、日本の5円硬貨でもいいのでは?
・・・しかし5円硬貨は黄銅と亜鉛の混合物です。
なお、寛永通宝とか、和同開珎のような、古銭を使う方もいらっしゃるようですが、日本では50円硬貨がいちばん身近で無難です。
※日本以外で、穴の開いた硬貨がない国の場合。
その場合、「純粋な金属でできた硬貨」を使ってください。
私の経験上、穴が開いていない硬貨でも、あなたに敬虔さがあれば適正な結果が得られます。
コイン洗浄!
さて、次は、コインを洗います。
コインは塩で洗うことで付着する想念を落とすことができるようである。 |
どういうやり方をするかというと・・・
1)用意した塩をコインにふりかけ、擦り込むように揉む。
2)水道水できれいに洗い流す。
3)ティッシュやキッチンペーパーで丁寧に拭く。
「これを行うことに、意味や理由があるのですか?」
と、三人に一人は私に質問します。
あくまで私の経験上の話です。
お金は、いろんな人の手にわたっているものです。
金属は、手にした人の想念とか、運気とか、いろんなものが付着しています。
なにもしないで、硬貨を占いに使うと、適正な結果が出ないことが多いのです。
塩は、よく「お清め」といい、邪悪を払いのける目的でも使われます。
日本では、不吉な人物が来た時、「塩でもまいておけ!」といいます。
これは、塩に、「想念」とか、「邪気」を消す働きがあるからと考えられています。
「リセット」とか、「書式カット」とか、ようするにそれまでの履歴を、消去する働きが塩にはあると考えられています。
どういう理屈かはわかりません。
でも、塩で洗うことで、結果がしっかり出るようになる・・・というのは確実です。
私の経験上ほぼ100パーセントです。
なので私はクライアントには、必ず硬貨の塩清めはやってもらっています。
塩で洗わない50円硬貨を易経占いに使うと、変な結果ばかり出ることが多いです。
それは、硬貨に付着した、見知らぬ人の想念が反映されているかもしれません。
硬貨を塩で清めてから易経占いをやり直すと、まちがいなくしっかりとしたとした結果が出ます。
なので、これをやってもらえない場合は・・・正確な結果が出るとも思えませんので、私は占いを観ることはお断りしております。
少し手間はかかりますが、硬貨の塩清め洗浄はやったほうが絶対いいです。
経験上、これは絶対です。
ご理解ください。
基本的なこと・・・コインの裏表
さて、それではこれからいよいよ、硬貨三枚を放って、易経占いの実践に入ろうかと思います。
・・・その前に一つ問題です。
「硬貨は、どちらが表で、どちらが裏ですか?」
意外と知らない方が多いのです。
基本的に紙幣は人物が描いてあるほうが表だとは分かります。
が、私たちは普段、硬貨の裏表はあまり考えることもありません。
しかし、これからやるコインの占いは、「表、裏の組み合わせがどう出るか」で結果を出すものです。
だから、これは重要なことです。
では、答えを図解します。
硬貨は「国名」が入っている方が「表(the feont)」である。 |
「国名」が書いてある面が表(the feont)です。
コインを投げて、表ならGO!、裏ならSTOP!という場合にも使えることです。
だから、この際、頭の片隅に覚えていたらいいと思います。
逆の言い方をすれば、「製造年が書いてあるほうは裏(the back)」です。
さて、それでは、いよいよ、占いを開始しましょう!
が、必要アイテムをそろえるのは、少し時間もかかるでしょう。
まずは、今回出てきたアイテムの準備をしてください!
そのうえで、占いの本番は・・・次回からといたしましょう。
・・・続きは、「易経占い入門講座 その2 占い方カンタン解説!実践編!」へ!
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